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【移住者に聞く】南房総への移住ってどうですか? Part 2

移住

[南房総]移住者に聞いてみた!

南房総への移住ってどうよ?Part 2

南房総への移住を考えている方に移住のメリット・デメリットといったさまざまな視点から実際に移住をしてきた方からお話を伺う企画「南房総への移住ってどうよ?」Part2になります。

今回お話を聞くのは、南房総でアウトドアライフを楽しみながらアウトドア専門のwebライターとして活躍中の「のまどうさん」です!移住歴は10年目になる南房総移住者のベテランさんにお話を伺ってみました。

「のまどうさん」の出身は?

岐阜県の多治見市出身です。地場産業は陶器なので、市内にたくさんの窯元やタイル工場があります。

夏場には気温が40℃をこえることもあり、埼玉県の熊谷市と「日本一暑い街」を競い合っています。名古屋市まで電車で40分ほどなので、名古屋市のベッドタウンにもなっていますね。

長野方面に車で1時間ほど走れば、泳ぎながら水が飲めるほどの清流が多数あります。中央アルプスまでも2時間圏内です。

アウトドア経歴

父がアウトドア好きだったこともあり、小学生から中学生ぐらいまではキャンプや山登り、渓流釣りに連れまわされていました。

思い返せば家族での外出は、ほとんどが自然の中でした。遊園地に連れていってもらった思い出はありませんね。

高校生になってからは、つきあい程度に父と登山やキャンプに出かけていました。

大学時代には、野外の音楽フェスにハマっていました。野外で生活するための道具が必要になりバイトして、初めて自分のテントやシュラフを手に入れました。

夏場は毎週末のように岐阜や長野、三重などの高原や湖畔のキャンプ場でテント泊をしていました。思えば、アウトドアを意識し始めたのはこの頃からだと思います。

大学を卒業して就職をしましたが、夜勤の多い仕事で精神的に疲れてしまい休みの日に登山を始めました。

山に登って、すばらしい自然の中に抱かれると自分がちっぽけな存在だと感じられる瞬間があります。そういった瞬間に味をしめて、北アルプスや中央アルプスに足をのばしました。

何年か働いたあとに仕事を辞めて国内外をフラフラとして生活していました。そこでは知り合った人の家にお世話になったり、野宿したりすることもありました。

そんな生活から「バックパッキング」という言葉を意識するようになりました。

バックパッキングとは「衣食住を全て背負って生活する」ことだと個人的にはとらえています。

テントやシュラフがあれば、そこが家になります。テントの周りはすべて自分の庭です。必要最低限の調理器具があれば、あたたかい食事を楽しむことができます。バックパッキングの自由さと、その身軽さにどんどん魅了されていきました。

バックパッキング生活、ときどき実家に戻る。という生活をしているうちに大阪から東京まで徒歩で移動するイベントに参加することになりました。

そこで今の奥さんと出会いました。結婚するにあたり住む場所を考えることになったのですが、2人とも田舎に住みたいと思っていました。

都合のいいことに、奥さんのおじいさんが住んでいた家が、館山市の海岸近くで空き家になっていたので、あまり深く考えずに、思い立ってから1か月で館山に移住しました。

その後、市内の会社に就職。その会社で2年ほど働いたあとに7カ月間の新婚旅行!?に出かけました。

新婚旅行中のネパールでは、エベレストの周りを2週間以上かけて巡るコースを歩きました。

ニュージーランドでは2か月間、車中泊とテント泊で南島と北島を周遊しました。ニュージーランド国内には、国が整備している素晴らしいトレッキングコースが多数あります。その中でもグレートウォークと呼ばれるトレイルをいくつか歩きました。

旅行の最中に第一子を授かり、帰国してから出産。その後はバタバタと日々が過ぎ、アウトドアとは離れていました。

近頃では子供も育ってきたので、家族でキャンプや登山に出かけるのが楽しみです。

南房総には、人があまり入っていないマイナーな低山が多くあります。休みの日に少しずつ登って、お気に入りスポットを見つけたいと思っています。

最近、BE- PALのWEBサイトで、アウトドアに関する執筆を始めました。よろしければチェックしてみて下さい。

BE-PAL
小学館のアウトドア情報誌「BE-PAL(ビーパル)」の公式サイトです。一度は見てみたい絶景、キャンプならではの料理、フェス情報など、誰でも楽しめる身近なアウトドア体験をナビゲートします。

南房総に住むメリットは?

都会にくらべていい物件がある

南房総はリゾート地として人気が高いエリアです。館山市内の賃貸の相場は安くはありませんが、友人は不動産会社を介さずに大家さんから築100年の古民家と、裏山を含む広大な庭を月々3万円程で借りています。

若い世代が都会へ出ていってしまい家をもてあましている方もおり、市内には空き家がたくさんあります。じっくり探せば、都会に比べて破格の値段で借りる、もしくは購入できる物件がありますよ!

新鮮な野菜や魚貝類が安い!豊かな食文化がある。

温暖な南房総エリアでは、四季を通して野菜を収穫することができ新鮮な魚貝類も豊富に採れます。

3月頃には生のひじきが食卓にあがります。スーパーに並んでいる乾燥ひじきと比べて、太くて柔らかいのが特徴です。4月~5月にはそらまめが旬になります。茹でるだけで酒の肴にピッタリです!

10月~11月頃には落花生が旬になります。中でも「おおまさり」という品種は粒が大きく、茹でてから食べはじめると手がとまりません!今まで茹でた落花生を食べたことが無かったので、そのおいしさは感動的でした!

魚貝類は1年を通して新鮮なものが手に入ります。個人的には冬場のカワハギやアオリイカの刺身は絶品なので、おすすめです!自分が海なし県で育ったこともあり、鮮度の良い魚を食べなれていなかったので、魚貝類は何を食べても美味しく感じます。

南房総には年間を通して旬の食材があるので、豊かな食文化があります。

地元の農産物直売所では、都内では考えられないほど安い値段で野菜や鮮魚が手に入りますよ!

自分で育てた米や野菜を収穫することができる

荒れ地になった田畑が多いので、土地を借りるのは都内に比べて簡単です。

わが家でも、敷地内にある畑で野菜を栽培しています。

作った野菜を出荷するわけではないので、適当に畑と向き合っていますが、夏場にはキュウリ、トマト、ピーマン、ナスなどが食べきれないほど収穫できます。自分で育てた野菜の味は格別です!私にとっては田舎暮らしの醍醐味のひとつですね。

子育て世代におすすめ!子供がのびのびと育つ環境

コロナ騒ぎで新しい生活様式が求められる近頃、都会で生活していると通勤通学や子ども達が屋外で遊ぶときなど、生活の様々な場面で気をつかうことが多いかと思います。

その点、南房総に住んでいると、いい意味でゆるく生活できます。人口が圧倒的に少ないからです。

幸いなことに、わが家からは徒歩30秒のところに海岸があります。夏以外はほぼ貸し切り状態なので、誰に気をつかうこともなく、子供達が自然と触れあうことができます。

近場にある公園に出かけても都会にくらべてほとんど人がいません。場合によっては貸し切り状態のこともありますね。

ほどよく田舎

南房総には豊かな自然環境と、昔ながらの里山の風景があります。にもかかわらず、ド田舎ではなく、ほどよく田舎。館山市内にはショッピングモールもあり、生活必需品の買い物に困ることはありません。

また高速を使えば1時間半ほどで都内にアクセスできるので、日帰りで都内に遊びにいくことができます。

自宅の庭でキャンプや焚火ができる

私にとって庭で焚火ができるのは、田舎暮らしをしていて良かったと思えるポイントです。

焚火の炎を見つめていると、嫌なことも忘れてほっこりできますね。庭にテントを張ることができ、友人とバーベキューができるのも恵まれた環境だと感じます。

さまざまなアウトドアアクティビティを楽しむことができる

私自身は、あまり経験がありませんが南房総は釣りのメッカであり、週末には多くの他県ナンバーの車が海岸に停まっているのを目にします。釣りが趣味ならば市内にいくつものポイントがあるので、すばらしい環境だと思います。

館山市の内房は波がおだやかで、海面が鏡のようなので「鏡ケ浦」と呼ばれています。SUPやシーカヤックを楽しむのにうってつけです。

外房にある平砂浦は、波が高いので、県外からも多くのサーファーが訪れています。

また千葉県は山がない県だと思われがちですが、南房総には標高400メートルにみたない低山が広がっています。

標高が低いので、夏場は気温が高く登山はおすすめできませんが、冬場は高山と比べて積雪が無いので気楽に登山を楽しむことができますよ!

北アルプスのように人でごったがえすこともなく、子どもを連れて気楽にピークをめざすことができる山が多くあります。山の頂上から広がる海の水平線は、南房総の山ならではの絶景です!

南房総に住んでいて感じるデメリットは?

仕事が限られる

就職先が無いわけではありませんが、職種が限られます。大企業が無いのでホテルなどの観光業、農業、漁業、病院や介護施設、地元の中小企業などが主な就職先になります。

移住した方の中には、今までのスキルを生かして在宅で働いたり、お店をオープンしたりしている方もいます。自分で仕事を作ってしまうのも一つの手だと思います。

人との距離が近い

人口が少ないので、いい意味でも悪い意味でも人との距離が必然的に近くなります。

私自身はあまり気にしませんが、ご近所さんが気がつかないうちに庭先に入っていたり、早朝に回覧板を持ってきたりすることもあります。

私が住んでいる集落では年に4回の草刈りがあり、年に1度のお祭りのための集まりもあります。仕事以外で地域のために参加する行事があるので、わずらわしいと感じる方もいると思います。

娯楽が少ない

何を娯楽とするかにもよりますが、映画館やゲームセンター、ライブハウスなどの施設が近場にはありません。そういった娯楽を求めるならば、木更津市や千葉市まで足をのばす必要があります。

湿気が多い

海が近いので、夏場の湿気が想像以上でした。庭に金属製のものを放置すると、すぐにサビだらけになります。室内に保管してあった革製品も、ワンシーズンでカビに覆われていました。春から夏にかけて、わが家では除湿器をフル稼働させています。

南房総でおすすめのアウトドアスポット

和田町にある花嫁街道トレッキングコース

房総の山らしい植林されていない原生林を通って、見晴らしのいい尾根道に至るコース。展望の良い場所からは富士山や伊豆大島を眺めることができ、雨量の多い時期に行けばコースの最後に滝もあります。

コースは2時間~3時間ほどで1週でき、自分にとってちょうどいい山歩きができるので、お気に入りのスポットです!

大房岬自然公園

岬の突端にある広大な自然公園です。

キャンプ場もあり、テントの大きさにより一泊630円から利用できます!格安です!園内に遊具などはありませんが、森林と美しい岩浜があり、広い芝生のサイトもあるので、日帰りのピクニックもおすすめです。

海岸沿いの断層も、素晴らしい景色なので必見です!

移住へのアドバイス

私自身は、バックパッキングの経験があったので「どこでもなんとか生活できる」という根拠のない自信がありました。仕事先も決めず、移住前のリサーチもほとんどせずに移住してしまいましたが、楽しく生活できています。

館山市には「おせっ会」という、移住のサポートをしているNPOもあります。そちらに相談するのも一つの手だと思います。

移住体験、農業体験などのイベントに参加し、実際に住んでいる方の生の声をきくことも、移住後の生活がイメージしやすくなりますよ!

就職先や住む場所のリサーチも、もちろん大事だと思いますが、移住してから何がしたいか?どんな生活がしたいか?といった「やりたいこと楽しいこと」を膨らまし、想像することも大事だと感じます。

ただし、あまり気張って移住すると自分が想像していた生活とのギャップを感じることもあります。「ここに定住しなくてもいい」「とりあえず住んでみよう」といった、ポジティブな意味での「気楽さ」を持つのもオススメです。

個人的な意見ですが、気候が年間を通して暖かく、住みやすい土地なので、おおらかで温かい人が多いと感じます。関係をつくれば、周囲の人のサポートを受けることもできると思いますよ!

移住者「のまどうさん」

今回の記事を書いてくれた「のまどうさん」とは5年ほどの付き合いとなりますが、いつも明るく「ポジティブでアクティブ!」といった言葉がぴったりな方です!

アウトドア経歴でもわかるように、バックパッカーとして世界を旅してアウトドア経験も豊富!

「のまどうさん」の言う「どこでもなんとか生活できる」という言葉は印象的であり説得力がありました。例え、この世が世紀末になったとしても「彼なら生き残れるなぁ」とさえ思っています(笑)

ようは「生きる力」がすごい人なんです!それは知識であったり経験であったりと。

そんな世界を旅してきた「のまどうさん」が選んだ南房総の土地。メリット・デメリットなど独自の視点でお話していただきました。

これから移住を考えている方への参考になっていただければと思っています!

「のまどうさん」がライターとして執筆しているBE- PALのWEBサイト。よろしければチェックしてみて下さい!

BE-PAL
小学館のアウトドア情報誌「BE-PAL(ビーパル)」の公式サイトです。一度は見てみたい絶景、キャンプならではの料理、フェス情報など、誰でも楽しめる身近なアウトドア体験をナビゲートします。

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