[霧ヶ峰・車山]
八ヶ岳
2013.7.2
都会の喧騒を離れて静かで広大な草原景観に圧巻!
昨日の蓼科山に続き、日本百名山に選ばれている霧ヶ峰に行ってきました。
霧ヶ峰を選んだ理由は、手軽にチャレンジできる百名山ということと、昨日の蓼科山から近いからです。
蓼科山と霧ヶ峰はセットで登られる方が多いようですが、体力がある方は、さらに美ヶ原にも行ってしまうようです。
霧ヶ峰
長野県中部、諏訪湖の北に広がる高原状の溶岩台地。最高峰は車山で、標高は1925mです。
国の天然記念物に指定されている、高原湿原草原には、1200種類の植物が咲きほこっています。
アクセス情報
中央自動車道、諏訪ICより40分
「霧ヶ峰自然保護センター」または「車山肩」無料駐車場あり
おすすめポイント
都心からのアクセスよし
ハイキング感覚で登れる日本百名山
花の百名山とも呼ばれ四季折々の花が楽しめる
登山口までの道のり
6:00起床。昨日とは、うって変わって晴天となりました。
仕事の日も6時には起きていますが、休日の早起きは、清々しいものです。テキパキと支度ができます。
平日だったため、通勤による渋滞がありましたが「今日は休みなんだぜぇ」的な優越感に浸りながら、霧ヶ峰の玄関口である「霧ヶ峰環境保護センター」へ向かいます。
霧ヶ峰方面へ向かう途中に、学校がありました。そこの生徒らしき学生たちが、峠のような道を走っていましたが、かなりの標高です。「きっと彼らは、かなりの心肺能力の持ち主だな」と感じました。
少なくとも、海抜3mの千葉の海沿いに住んでいる自分と比べたら・・
ちなみに、山梨県の甲州市出身の、うちの母親は。
千葉の山は、丘よ。丘!
と名言を残しています。
ちょっと待てよ。うちの母親が学生の頃に、山梨県で彼らのように峠を走り回っていたなら、自分にもその遺伝子が受け継がれているのではないか?
昨日の蓼科山での登山を振り返る・・
疲れた・・
所詮、自分は海抜3mの男だったようです。
霧ヶ峰環境保護センター
霧ヶ峰環境保護センター
霧ヶ峰の玄関口となる「霧ヶ峰環境保護センター」に到着です。
ちなみに、となりの女の子は、海抜12mの女の子です。2人とも海辺育ちなので、準備運動だけは達者です。
登山開始!
霧ヶ峰高原の入り口。ここからスタートとなります。
高そうな一眼レフカメラで、何かを撮影されている方が多かったです。
登山道のはじまりは、なだらかな道が続きます。登山というよりは、ハイキングに近い感覚です。
所々にベンチやテーブルが設置されているところは、人気の観光地ならではのことです。
とくに、急なアップダウンもない、平坦な道のりを、ひたすら進んで行くと「車山肩」という駐車場が見えてきました。
ここまで、車で来ることもできるようです。ドライブインがあり、食事、トイレもあります。「ここまで車で来ればよかったぜ」と思ってしまう。ここから山頂のある車山までは、標高差120mほどで40分くらいの道のりとなっています。
丸い建物が見えてきますが「気象観測所」のようです。このあたりが車山の山頂となります。
開放的な眺望を楽しめるハイキングコースですが、大小さまざまな石が、意外と歩きづらい。
あっという間に山頂に到着です。
霧ヶ峰・車山
標高1925m
山頂付近には小さな神社があります。またゴンドラ乗り場もあり、白樺湖側からリフトを利用し山頂へ行くこともできます。
「花の百名山」呼ばれている割には、花を見かけなかったです。
花を楽しみたい方には「レンゲツツジ」「ニッコウキスゲ」などの開花情報のチェックが必要です。
「霧ヶ峰」という名の通り、年間を通して霧が出ている日が多いようです。本来なら山頂からは景色が一望できます。
山頂は、すでに多くの人でにぎわっていました。
山頂の広場にて、おやつを食べ下山です。
下山開始!
車肩駐車場を見下ろすと、まぶしすぎる緑に心が癒されます。
車肩駐車場に到着!疲労感もなく、心地よい達成感です。
駐車場付近にあったレストランにて昼食を食べ、山バッジを購入しました。
ここからは、2日間の撮影だったため、デジカメの充電もなくなり、スマホでの撮影となります。
昨日の疲れもあり、霧ヶ峰環境保護センターまでバスで戻ります。
登山を終えて
今回は霧は出ていましたが、天候にも恵まれました。ここ霧ヶ峰は、雑誌などで写真は見ていたつもりでしたが、実際に見る風景とは違うものでした。
風景とは、目で見ることは勿論のこと、肌で風を感じ、日差しを感じる。耳で鳥の声や、虫の声を感じる。
すべてが一体となって風景というものになる。
都心からのアクセスも良く、十分に日帰りで景色を堪能できます。
写真では伝わらない風景を、体で感じることのできる風景を、楽しんでみてはいかがですか!
山バッジ
「霧ヶ峰」と「車山」バージョンの2種類のバッチを購入しました。霧ヶ峰の象徴的である建物のデザインと、鈴がついているオシャレなバッジとなっています。どちらも「花の百名山」にふさわしく、花をモチーフとしたバッジです。
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