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【アクアリウム】おしゃれで小さな水族館・アクアリウムの作り方

ビオトープ

小さなアクアリウムを作成してみよう!

屋外で飼育しているメダカたちに、たくさんの稚魚が産まれました。

秋に産まれた小さな子どもたちが無事に冬を越せるのか心配になり、冬の間だけでも屋内に引っ越しをしようと思い、小さなアクアリウムの作成をしてみました。

「小さな水族館」とも呼ばれる、アクアリウムは自宅に自然の景色を切り取ったような、幻想的な空間を創り出すことができます。今回は小さなアクアリウムの作り方をご紹介します。

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アクアリウムとは?

「アクアリウム」とは、水生生物の飼育設備の総称です。一般的には、魚や水草などを飼育・鑑賞するために作られた水槽とその中の環境全体を指すことが多いです。

水生生物の飼育設備

水族館のような大型施設から、個人宅に置かれる小さな水槽まで、水生生物を飼育する設備・環境すべてを指す広義の言葉です。

鑑賞用の水槽

特に、熱帯魚や金魚、水草などを飼育し、レイアウトや水景の美しさを楽しむ趣味としての設備や環境を指します。

この趣味を楽しむ人を「アクアリスト」と呼びます。

アクアリウムの効果

アクアリウムの熱帯魚や水槽には、癒し効果をはじめとして、様々な良い影響があることが、科学的な研究などからも示されています。

リラックス効果とストレス軽減

魚のゆったりとした動きや、水草のゆらぎ、水の音などが、人の心を穏やかにし、リラックスさせる効果があると言われています。

観賞魚を眺めることで、ストレスを示す物質が減少し、心拍が安定するといった研究結果もあります。

集中力の回復

アクアリウムを眺めることで、日常のストレスから解放され、脳が穏やかな状態になることが示唆されており、集中力の回復につながると考えられています。

コミュニケーションの促進

オフィスや施設などに設置することで、社員や利用者同士が水槽を介して会話をするきっかけになり、コミュニケーションを促す効果も期待できます。

心理的な緩和

特に高齢者施設などでの研究では、水槽を設置することで、入居者に心理的な緩和をもたらすことに期待できます。

また病院の待合室などに設置されることも多く、患者さんの緊張感や恐怖心を和らげる効果があるとされています。

アクアリウムに必要なもの

アクアリウムを始めるために必要なものは、飼育する生き物や水草の種類、水槽のサイズなどによって変わっていきます。アクアリウムでは、魚だけではなく、エビや水草の飼育、育成ができます。

まずは自分が、どんな生き物、水草を飼育したいのかをイメージしてみましょう。

今回は秋に孵化したばかりの、メダカの稚魚の飼育をイメージしたアクアリウムの作成手順です。

水槽

水槽は生体の数や大きさに合ったサイズを選びます。

使用する水槽のサイズは、17cm×17cm×17cmで約5リットルの水が入ります。蓋付きの水槽は、水の蒸発を防いだり、魚の飛び出しや異物の混入を防いだりするのに役立ちます。

このサイズの水槽だと飼育数の目安は金魚で2匹、メダカで5匹程度です。

アクアリウム初心者の方は、まず「魚の体長1cmあたり1リットルの水量の確保」を目安に、少ない数から始めましょう。この基準は生体が健康に暮らせ、水質の悪化を防ぐための目安です。

ろ過フィルター

水をきれいに保つために重要です。水槽のサイズや種類に合わせて選びます。底面フィルター、外掛け式、外部式など種類は豊富にあります。

魚の数が多い・大型魚の飼育ろ過能力の高い上部フィルターや外部フィルター
水草を育てる二酸化炭素を逃がしにくく、景観を邪魔しない外部フィルター
稚魚やエビ水流が穏やかなスポンジフィルターや底面フィルター

ヒーターとサーモスタット

熱帯魚などを飼育する際には、水温を一定に保つ必要があります。

今回はメダカの飼育なのでヒーターとサーモスタットは使用していません。

ヒーター水槽内の水を加温し、水温を上昇させる。
サーモスタット設定された水温を管理・制御する。

照明用のライト

観賞用や、水草を育成するために使います。LEDライトが主流となっています。

今回は、冬の間だけのメダカの飼育なので専用のライトは使用していませんが、デスク用のライトを鑑賞用として設置してみます。魚や水草の色が鮮やかに見え、水景を美しく演出できます。

底床材

ソイル、砂利、砂などの槽の底に敷くもので、レイアウトや水質維持、水草の固定などに使われます。

今回使用する「ソイル」とは土を焼き固めた粒状の低床材で、水草の成長に必要な栄養分を含み、水中に放出します。

低床材の最大の役割はバクテリアの繁殖場所を提供します。バクテリアは魚のフンやエサの食べ残しから発生する有害物質を分解し、水質を安定させる役割を果たします。

流木や石などの小物類

レイアウトや生体の隠れ家になります。流木や石の影、複雑な隙間は、魚に安心感を与えてストレスを軽減します。

また流木や水草などに卵を産み付けるため、繁殖場所としての役割もあります。

水草類

水草は水質の維持、酸素の供給、魚の生活環境の提供など、アクアリウムの生態系を支える上で欠かせない存在です。

ピンセットと重り

水草を底床に植える際、浮き上がりを防ぐための重りです。ロールタイプの物で水草に巻き付けて使用します。ハサミでカットして長さを調整できるものが多いです。

重りを水草の茎にきつく巻き付けすぎると、水草の生長を阻害したり、腐敗の原因になったりすることがありますので、締めすぎに注意しましょう。

ピンセットは底床に水草を植える際に使用します。長さのあるピンセットの方が植える時に便利です。

カルキ抜き剤

水道水に含まれる塩素を無害化するために必要です。

その他に塩素を抜く方法としては、容器に水道水を汲み置き、1日以上、日光に当て、自然に塩素を無害化する方法があります。

水温計

アクアリウムでは、生体にとって快適な水温を保つことが非常に重要です。季節や環境の変化に合わせて、水温をこまめにチェックしましょう。

初めてで不安な場合は、必要なものが一通り揃っている「水槽セット」から始めるのもおすすめです。

アクアリウム作成

アクアリウムの作成に必要なアイテムがそろったら、実際に水槽の中身をレイアウトしていきます。

事前にどんなレイアウトにしたいかをイメージしておくと良いですね。

水槽の設置場所を決める

水槽台が、水や底床材、機材などを含めた総重量に耐えられるかが重要です。

水平で安定した場所に水槽台を置き、水槽を設置します。直射日光の当たらない場所を選びましょう。

直射日光が当たるとコケの発生や水温の急上昇により、生体に悪影響となります。

機器の設置

ろ過装置、ヒーター、水温計などを水槽内に設置します。

ろ過装着などの人工的なアイテムを水草や流木で隠すことで、自然な景観を再現できます。

水草や流木などで、ろ過装置を隠す際は、吸水口を塞がないように注意が必要です。

底床材の準備と敷き詰め

砂利や砂は、にごりを取るためにバケツなどでよく洗います。ソイルは基本的に洗いません。洗うとソイルの粒が崩れてしまうことがあります。

底床材を水槽の底に敷きます。傾斜をつけるなどのレイアウトを工夫する場合はこの段階で整えます。

レイアウトを考える

流木、石などのレイアウト素材を配置します。流木はアク抜きなどの前処理が必要な場合があります。

水草を植える場合は、このタイミングで植え込みます。植え込みの際は、ピンセットを使うと便利です。

水を水槽に入れる

バケツなどで水道水を運び、カルキ抜きを入れてから水槽に注ぎます。水流で底床材や水草が崩れないよう、お皿などを敷いてその上からゆっくり注ぐのがおすすめです。

水作りと生体を入れる

魚を入れる前に、ろ過バクテリアを繁殖させて水質を安定させる期間が必要です。これを「水作り」または「立ち上げ」と呼びます。

1〜2週間程度は魚を入れずにフィルターを運転させ、水槽の環境を整えます。水質が安定したら、魚などの生体を導入します。

最初は少なめの数から始めましょう。生体を水槽に入れる際は、慎重に行う必要があります。

初心者にオススメのポイント

  • 水質の変化が緩やかで管理しやすい、30〜45cm程度の水槽がおすすめです。
  • ネオンテトラ、アカヒレ、メダカなど、環境の変化に比較的強い種類から始めると失敗が少ないです。

小さなアクアリウムの完成!

アクアリウムまとめ

アクアリウムは「眺める楽しみ」と「作る楽しみ」「育てる楽しみ」が融合した、趣味と言えますね。

コンパクトなサイズのアクアリウムであれば、気軽に始められるので初心者の方にもおすすめです!慣れてきたら、水槽のサイズを大きくするなど、レイアウトをする楽しさの幅も広がります。

水槽は色鮮やかな魚や美しい水景によって、部屋の雰囲気を高めるおしゃれなインテリアにぴったりです。ぜひ自分だけの小さな水族館を作り上げてみて下さいね!

小さな水辺・ビオトープを作ってみよう!

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