行き当たりばったりの温泉の旅
結果から言いますと、天候不良で今回の登山は中止となりました・・


榛名公園ビジターセンター駐車場から「榛名富士登山口」付近は、このような感じです。少しくらいの霧なら、躊躇しますが、ここまでガスってると、あきらめもつきます。
そもそも今回、榛名山を選んだ理由は「友達の春名くんが結婚した」という、しょうもない理由で榛名山を選んだのですが、このザマです。しかし春名君には罪はありません。

ここは榛名湖ですが、何も見えずに呆然と立ち尽くす。景色同様、頭の中も真っ白です。
このまま千葉まで、ぬけぬけと引き返すわけにはいかないので、せめてロープウェーを使って山頂までと思い、ロープウェー乗り場へ向かいます。

一応、ロープウェー乗り場まで来てみても、言うまでもなく休業。
せっかく休みをとって、千葉から3時間かけて来たのに・・今回の榛名山登山は撤退となりました。
榛名山
標高は1449m。関東地方の北部、群馬県にある「赤城山」「妙義山」と上毛三山の一つで、「日本二百名山」にも選定されています。古来より山岳信仰を受けてきた山であり、山の南西麓に榛名神社が祀られています。また榛名山の周辺には、伊香保温泉などの群馬を代表する温泉街もあります。
日本二百名山 日本百名山を選定した、深田久弥のファン組織「深田クラブ」によって、日本百名山に新たに百座を加えたもの。
アクセス情報
- 関越自動車道「前橋IC」から50分
- 榛名公園ビジターセンターに無料駐車場あり
おすすめポイント
- 日本二百名山に選定されている
- 周辺には温泉街をはじめ、観光スポットが多数ある
伊香保温泉までの道のり

ここから先は、まったくのノープランです。仕方なく市街地まで戻ることに。突如、現れる「人生のスパイス・酒」の看板。
酒でも飲んで、ふて寝でもしたい気分ですが、群馬県は温泉の街です。伊香保温泉に行くしかないでしょ!伊香保温泉で「人生のスパイス・酒」となるわけです。
伊香保温泉

伊香保温泉街に到着。言わずと知れた群馬県にある「草津温泉」「四万温泉」に並ぶ「三名湯」の1つです。茶褐色の硫酸塩は「子宝の湯」として知られています。

温泉街のシンボルであり、メインロードとなる「伊香保石段街」は長さ300m、365段の階段があります。この石段の両側には、お土産屋、温泉旅館などがあり、昔ながらのレトロな感じが漂う温泉街です。
雨が降っていたので、観光客の姿はあまりなかったのですが、小雨の降る温泉街も情緒のあるものでした。
伊香保神社


階段を登り、見えてくるのが伊香保神社です。
祭神は温泉・医療の神様のようですが、縁結びと子宝にご利益があるようです。

休み処もありますので、階段を登りきった後の小休憩に利用できます。
河鹿橋

伊香保神社を進むと、朱塗りの太鼓橋が特徴の「河鹿橋」があります。秋になると、モミジやカエデが一斉に真っ赤に染まり、紅葉の季節は観光客でにぎわう、紅葉のスポットとなります。


さらに進むと「伊香保温泉飲水所」となる場所があります。
ここでは温泉水が飲めるようでした。なんでも経験、飲んでみると、サビの味がして不味い・・
伊香保温泉露天風呂

ここから伊香保の温泉が湧き出ているようです。湧出口を覗き込むと、ボコボコっと源泉の湧き出る様子が見えてきます。

365段の階段を登ってきた適度な疲労感が、この温泉をより一層、気持ちよく感じさせてくれます。脱衣所には仕切りなどなく、露天風呂からは丸見えです。こじんまりとした感じが、他のお客さんとの距離を縮めさせてくれるようにも思えます。
この時点で、まだ昼過ぎです。千葉に帰るにはもったいない時間です。群馬と言えば、もう一つ温泉があるじゃないですか!
草津温泉


草津まで来ちゃいました。伊香保から草津までは、車で1時間ほどです。お土産屋、温泉旅館など統一感のある建物が、温泉街の風情を引き立てています。
どこにでもあるコンビニも、建物の色を変えて温泉街に溶け込んでいました。草津温泉名物の「もみ湯」を体験できる施設もあります。
草津温泉 群馬県吾妻郡草津町にある日本三名泉の一つ。江戸時代の温泉番付でも最高位の番付がつけられ、古くから人々を癒し続けている日本を代表する名湯です。
湯畑


草津温泉街に着いて、まず出迎えてくれるのが温泉街の中心部にある「湯畑」です。大量に湧き出る源泉から硫黄の匂いと、湯煙が立ち上がる光景は、圧倒的なスケールの大きさを感じます。
木の桶を通すことで、高温の源泉を冷やすのと同時に、沈殿物を採取します。この沈殿物が「湯花」と呼ばれ、天然の入浴剤として、お土産などで人気があるようです。まさに「湯畑という畑から採れた、湯花という花」なんですね。
そして湯畑から湧き出た温泉は「滝湯」に打たれ、泉質が柔らかくなるそうです。

四角に組まれた木の枠は「御汲上げの湯」と呼ばれています。江戸時代、徳川の将軍に温泉を献上するため、汲み上げる際に使用した木枠となっているようです。
西の河原園地

湯畑から歩いて10分ほどのところに、遊歩道で整備された河原があります。普通の河原に見えますけど、川の水は温かいです。どんだけ温泉が湧き出ているんですか!河全体が足湯状態です。

河原を上流に登って行くと、西の河原露天風呂があります。この大露天風呂は、広さ500平方メートルあり、日本でも有数の広さを誇る露天風呂です。
広大な広さから、露天風呂というよりレジャー施設のプールに近い感覚がありますが、エメラルドグリーンの湯と、山々に囲まれた自然の中に広がる露天風呂は、これまでに味わったことのない解放感のあるお風呂です。
旅を終えて

今回は悪天候のため、榛名山登山は中止となってしまいましたが、日本を代表する2つの温泉に入れるなど、とても贅沢で充実した旅となりました。
伊香保温泉には昔ながらの味があり、草津温泉にはダイナミックさが感じられ、どちらも良い温泉だと感じました。人生のスパイスには「酒」もいいけど「温泉」もだね!みたいな「ホッ」とした気分になった旅となりました。



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