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【榛名山】視界不良で、あえなく撤退・榛名山登山

北関東

[榛名山]北関東
2013.9.2
霧と雨で視界なし!あえなく撤退
伊香保~草津温泉の旅

結果から言いますと。本来、晴れていれば、このような景色でしたが。

榛名公園ビジターセンター駐車場から「榛名富士登山口」付近は、このような感じです。少しくらいの霧なら、躊躇しますが、ここまでガスってると、あきらめもつきます。
そもそも今回、榛名山を選んだ理由は「友達の春名くんが結婚した」という、しょうもない理由で榛名山を選んだのですが、このザマです。
しかし「春名くん」に罪はありません。

榛名湖
なにも見えない榛名湖にて呆然と立ちつくす・・
景色同様、頭の中も真っ白です。
このまま千葉まで、ぬけぬけと引き返すわけにはいかないので、せめてロープウェーを使って山頂までと思い、ロープウェー乗り場へ向かいます。

一応、ロープウェー乗り場まで来てみても、言うまでもなく休業。
せっかく休みをとって、千葉から3時間かけて来たのに・・
今回の榛名山登山は撤退となりました。

前回の撤退登山

榛名山

標高は1449m。関東地方の北部、群馬県にある「赤城山」「妙義山」と上毛三山の一つで、日本二百名山に選定されています。
古来より山岳信仰を受けてきた山であり、山の南西麓に榛名神社が祀られている。
また榛名山の周辺には、伊香保温泉などの群馬を代表する温泉街もあります。

日本二百名山

日本百名山を選定した、深田久弥のファン組織「深田クラブ」によって、日本百名山に新たに百座を加えたもの。

アクセス情報

関越自動車道「前橋IC」から50分

榛名公園ビジターセンターに無料駐車場あり

おすすめポイント

日本二百名山に選定されている

周辺には温泉街をはじめ、観光スポットが多数ある

伊香保温泉までの道のり

ここから先は、まったくのノープランです。仕方なく市街地まで戻ることに。

人生のスパイス・酒

今の自分たちにぴったりの看板です。

酒でもかっくらって、ふて寝でもしたい気分です。そうなると「これからどうしましょう?」となるわけですが。

群馬県は温泉の街です。伊香保温泉に行くしかないでしょ!
伊香保で「人生のスパイス、酒じゃ」となるわけです。

伊香保温泉

伊香保温泉
伊香保温泉街に到着。言わずと知れた群馬県にある「草津温泉」「四万温泉」に並ぶ「三名湯」の1つです。

茶褐色の硫酸塩は「子宝の湯」として知られています。

温泉街のシンボルであり、メインロードとなる「伊香保石段街」は長さ300m、365段の階段があります。
この石段の両側には、お土産屋、温泉旅館などがあり、昔ながらのレトロな感じが漂う温泉街です。

雨が降っていたので、観光客の姿はあまりなかったのですが、小雨の降る温泉街も情緒のあるものでした。

伊香保神社

階段を登り、見えてくるのが伊香保神社です。
祭神は温泉・医療の神様のようですが、縁結びと子宝にご利益があるようです。

休み処もありますので、階段を登りきった後の小休憩に利用できます。

河鹿橋

河鹿橋
伊香保神社を進むと、朱塗りの太鼓橋が特徴の「河鹿橋」があります。
秋になると、モミジやカエデが一斉に真っ赤に染まり、紅葉の季節は観光客でにぎわう、紅葉のスポットとなります。

さらに進むと「伊香保温泉飲水所」となる場所があります。
ここでは温泉水が飲めるようでした。

まずっ!

錆びた鉄の味がしました。

伊香保温泉露天風呂

源泉湧出口
ここから伊香保の温泉が湧き出ているようです。湧出口を覗き込むと、ボコボコっと源泉の湧き出る様子が見えてきます。

伊香保温泉露天風呂
365段の階段を登ってきた適度な疲労感が、この温泉をより一層、気持ちよく感じさせてくれます。

脱衣所には仕切りなどなく、露天風呂からは丸見えです。こじんまりとした感じが、他のお客さんとの距離を縮めさせてくれるようにも思えます。

この時点で、まだ昼過ぎです。千葉に帰るにはもったいない時間です。
群馬と言えば、もう一つ温泉があるじゃないですか!

草津温泉

草津まで来ちゃいました。伊香保から草津までは、車で1時間ほどです。お土産屋、温泉旅館など統一感のある建物が、温泉街の風情を引き立てています。どこにでもあるコンビニも、建物の色を変えて温泉街に溶け込んでいました。
草津温泉名物の「もみ湯」を体験できる施設もあります。

草津温泉

群馬県吾妻郡草津町にある日本三名泉の一つ。江戸時代の温泉番付でも最高位の番付がつけられ、古くから人々を癒し続けている日本を代表する名湯です。

湯畑
草津温泉街に着いて、まず出迎えてくれるのが温泉街の中心部にある「湯畑」です。

大量に湧き出る源泉から硫黄の匂いと、湯煙が立ち上がる光景は「見たまえ!これが草津ぞよ!」と訴えかけられているような、圧倒的なスケールを感じます。

木の桶を通すことで、高温の源泉を冷やすのと同時に、沈殿物を採取します。この沈殿物が「湯花」と呼ばれ、天然の入浴剤として、お土産などで人気があるようです。

まさに湯畑という畑から採れた、湯花という花となるわけです。

そして湯畑から湧き出た温泉は「滝湯」に打たれ、泉質が柔らかくなるそうです。

四角に組まれた木の枠は「御汲上の湯」と呼ばれています。
江戸時代、徳川の将軍に温泉を献上するため、汲み上げる際に使用した木枠となっているようです。

西の河原園地

西の河原園地
湯畑から歩いて10分ほどのところに、遊歩道で整備された河原があります。
普通の河原に見えますけど、川の水は温かいです。どんだけ温泉が湧き出ているんですか!河全体が足湯状態です。

河原を上流に登って行くと、西の河原露天風呂があります。
この大露天風呂は、広さ500平方メートルあり、日本でも有数の広さを誇る露天風呂です。
広大な広さから、露天風呂というよりレジャー施設のプールに近い感覚がありますが、エメラルドグリーンの湯と、山々に囲まれた自然の中に広がる露天風呂は、これまでに味わったことのない解放感のあるお風呂です。

旅を終えて

今回は悪天候のため、榛名山登山は中止となってしまいましたが、日本を代表する2つの温泉に入れるなど、とても贅沢で充実した旅となりました。

伊香保温泉には昔ながらの味があり、草津温泉にはダイナミックさが感じられ、どちらも良い温泉だと感じました。

人生のスパイスには「酒」もいいけど「温泉」もだね!みたいな「ホッ」とした気分になった旅となりました。

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