[御岳山]奥多摩
2013.12.6
癒しのロックガーデンとパワースポット武蔵御嶽神社へ!
御岳山登山
最近、「田舎に住みてぇ~」「田舎に移住してぇ~」と思っていたところ、自分の住む南房総が「住みたい田舎」にランクインしていたことを知る・・
えっ!ここも十分に田舎なんじゃんっ・・
都会人みたいな発想をしていた自分が恥ずかしい・・
まぁこんな田舎もんでも、癒されたいのですよ。
今回は癒しを求めて東京都にある御岳山に行ってきました。数々のパワースポットが存在する御岳山、ロックガーデンを経由して山頂へと向かう旅です。
御岳山
標高929m。古くから山岳信仰の対象となっており、山頂には武蔵御嶽神社が建立されています。
神代ケヤキや安産社などの数多くのパワースポットがあります。
またロックガーデンと呼ばれるエリアは癒しの場として親しまれています。
アクセス情報
・滝本駅に有料駐車場あり
おすすめポイント
・数々のパワースポットあり
・ケーブルカーを利用すれば手軽に登れる
登山口までの道のり
千葉県のマスコットキャラクターである「チーバ君」は千葉県の形をしています。チーバ君の「つま先」からの出発は、千葉県を出るだけでも時間がかかる・・
そしてチーバ君の「おへそ」の辺りから出ている「東京湾アクアライン」を渡っていきます。
東京湾アクアラインから八王子方面に向かいます。
車のエアコンが故障しているため、寒さで震えながらの出発となりました。
後日、エアコンのパネル部分をぶっ叩いたら直りました。昔のテレビは映りが悪くなると、親父がぶっ叩いていた。すると、あら不思議!テレビがちゃんと映るのです。
現代の機械も、この方法で通用するようですが、無論おすすめはしません。
道の駅「八王子滝山」にて車中泊。
前回の丹沢登山では、ヘッドライトが活躍しました。今回も万が一に備えます。
モンベルのヘッドライトに専用のカバーを装着すれば、ランタンに早変わり!車中泊の多い自分たちには大変便利な代物です。
道の駅「八王子滝山」
6:00起床。きれいな朝焼けが登山初日を迎えてくれます。ここの道の駅は、東京初の道の駅であり「東京唯一」の道の駅です。地元の農産物の販売やフードコートを備えています。
野菜などの搬入で、早朝からにぎわっていました。ここからケーブルカー乗り場のある御岳登山鉄道「滝本駅」へと向かいます。
御岳山鉄道「滝本駅」
御岳登山鉄道「滝本駅」
ここからケーブルカーの利用となります。滝本駅から登山口のある「御岳山駅」までの標高差420mを結ぶケーブルカーです。
この時点で、東京とは思えない景色が広がっています。駅には売店があり、山バッジの購入もできます。
関東一の急勾配を誇るケーブルカーです。窓側に座れば、グングン迫ってくる自然の景色に大興奮!
ちなみにケーブルカーを利用しないで登る場合は、50分くらいの時間がかかるようです。体力に自信のある猛者は、お試しあれ。
わずか6分ほどで「御岳山駅」に到着。
駅の周辺には売店やお土産屋が立ち並んでおり、にぎやかです。
御岳平
御岳山駅の目の前にある標高831mの御岳平からは、晴れていればスカイツリーも見えるそうです。
登山開始!
御嶽神社参道入り口から登山が始まります。
数ある登山口を見てきましたが、ここの登山口の歓迎感はハンパない。
今思えば、筑波山登山の時の「がまランド」の歓迎感もハンパなかった・・
はじめは民家の合間を通り抜けるような舗装された道が続きます。
昔ながらの民家があったり石垣が続いたりと、登山というよりは観光旅行にでも来ているような道のりです。
この辺りの集落には、今や珍しい「かやぶき屋根」の古民家が立ち並んでいます。
標高900mちかくにある、まさに天空の集落です。
集落の中に突如現れる「神代けやき」
高さ30mはあろう大木は、国の天然記念物に指定されています。推定樹齢は1000年で幹周は8.2m。
東京都内4位の幹周を誇っています。
お土産屋が立ち並ぶ路地を抜けると、御嶽神社に続く大鳥居と石段が見えてきます。
奥に見える随神門は御嶽神社への入り口となっていて、階段の総数は330段。
神社への参拝は後にして、ロックガーデンの方へ向かいます。
樹齢何百年とありそうな、見上げてしまうほど高い木々が立ち並ぶ道が続きます。
大木の続く登山道を抜けると、下りの続く本格的な登山道へと入って行きます。
柔らかな木漏れ日に包まれた道のりです。
分岐点を七代の滝方面へと向かうと、微かながらに水の音が聞こえて来ます。
七代の滝
七代の滝
大小8段の滝からなっていて、その落差は全体で50mと言われています。この七代の滝は下から4段目の滝です。
マイナスイオンに癒されるパワースポットの1つです。
この日は肌寒かったですが、夏に来たらもっと気持ちいいでしょうね!
大きな岩があったので、とりあえず登ったところ、降りられなくなったので決死のダイブ!
七代の滝を出るには、急な階段を登ります。さっきのダイブのおかげで足がイテッ・・
天狗岩
急な階段を登り終えたところに見えてきたのが「天狗岩」です。遠くから見ると岩が天狗のように見えるとか。
この天狗岩には鎖をつかい登ることもできます。
天狗岩を登ると2体の天狗の像を見ることができます。
天狗岩を過ぎ、しばらく歩くと小さな沢が出てきました。ここが東京とは思えないほど、静寂に包まれた場所です。
ロックガーデン
沢沿いを進んで行くと、大小さまざまな岩がでてきます。
天狗岩から綾広の滝までの沢沿いが「ロックガーデン」と呼ばれています。自然に作られた日本庭園のような景色に癒されます。
ベンチとテーブルを備えた広い休憩所があり、ここで昼食。ロックガーデンの景色を堪能しながらの贅沢な休憩スポットです。
落ち葉を散らし「幻想的かつインスタ映え的な」写真を狙ったら、山に向かって雄たけびをあげている「変人」みたいになっちゃった・・
休憩を挟み先に進んでみます。ロックガーデン付近の岩場は濡れている個所が多く、滑ることもあるので注意が必要です。
綾広の滝
綾広の滝
落差10mの滝で武蔵御嶽神社の禊の行事に使われています。
罪やけがれを落とし自らを清めたい方は、宿坊にて「滝行宿泊プラン」に申し込もう!肩こりも治るかもよっ!
ロックガーデンを過ぎると景色は変わり、緩やかな登山道へと戻ります。
これから御岳山山頂である武蔵御嶽神社へと向かいます。
宝物殿
宝物殿の前に建つ畠山重忠像。
武将が着けていたとされる兜や鎧などが奉納されており、国の指定文化財となっています。
御岳山山頂!
御岳山山頂である武蔵御嶽神社に到着。標高929m
古くから関東の霊山として信仰されており、盗難除け、魔除けの神である「おいぬ様」として親しまれています。
近年では犬を連れた参拝客が増えているそうです。
下山開始!
神社で参拝をすませ下山開始です。神殿に続く階段を降りると、風情のある参道に戻ります。
このあたりの住所は御岳山なんでしょうか?
どこに住んでるの?
「御岳山」だよ!
ちょっと言ってみたいセリフです。
御岳山駅付近まで戻ると、ピンクの怪しい看板が。
ピンクの怪しい看板の先には、「安産杉」や「夫婦杉」「子授け檜」といった数々のパワースポットがありました。
登山を終えて
古くから山岳信仰のある山とあって、静寂に包まれるような厳かな雰囲気がパワースポットと呼ばれる由来になっていると感じます。
またロックガーデンでは、自然が作るダイナミックな風景に壮大感を感じ、東京とは思えない秘境感にも癒しを得ることができます。
数々のパワースポットが存在する御岳山に、一度は足を運んでみる価値ありです!
山バッジ
丸いデザインに「レンゲショウマ」の花をモチーフとした山バッジ。刻印されている「Divine Mountain」は神聖なる山の意味です。
神聖なる山にふさわしい気品のある山バッジです。
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